陸上の近畿高校総体は13日、たけびしスタジアム京都などで第2日が行われ、女子1500メートル決勝は、800メートル日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛)が大会新記録の4分11秒07をマークして2連覇を飾った。
3連覇が懸かる本命の800メートルは、14日に予選と準決勝が行われる。
久保は昨年6月の日本選手権(新潟)800メートルで初出場優勝を果たすと、同7月に奈良で行われた記録会で1分59秒93の日本新記録を樹立。杉森美保が05年にマークした2分0秒45の日本記録を19年ぶりに更新し、日本女子で初めて2分を切った逸材だ。
今年5月のアジア選手権(韓国・クミ)では自身初のシニアカテゴリー日本代表を経験。決勝で自己3番目となる2分00秒42の好タイムをマークして銀メダルを獲得し「しっかり次につながるレースができた。これから今回の経験を生かして、もっと良いタイムが出せるようにしていきたい」などと話していた。