落語家の林家木久扇と林家木久蔵が13日、東京・渋谷で「林家木久扇 米寿、芸能生活65周年 林家木久蔵 落語家生活30周年 記念公演落語会」を前に親子そろって取材に応じた。

 今年10月に88歳の米寿を迎える木久扇。

「シン木久蔵ラーメンというのを出しました。私の米寿を記念して、ラーメンの方も新しいものを出したわけでございます。食べていただいたらわかるんですけど、もうコクも違いますし、味も格段と上がりました。今までのまずかったわけじゃないんですけれども、進歩していくということでございます。木久蔵ラーメンよろしくお願いいたします」とこの日は冒頭で木久蔵ラーメンの新作発売も発表。

 かつては笑点メンバーにいじられたそのラーメン。木久蔵は「前に桂歌丸師匠に『おめんところのラーメンは焼きそばにしたら、うまい』って言われた。今回はラーメンをラーメンとして食べてもおいしくなるようにしましたので」とアピールした。

 芸能生活65周年となった木久扇。再来年の出演依頼も来るといい、「お電話をいただいて、ありがたいからお受けしたんですけど。そうすると私は結構まめなんで、そこまでは生きなくちゃと思う。私の生命をね、大丈夫だろうと思って申し込んでくださる方がいるということはありがたい」と感謝。

 そして、「再来年の仕事が来たら『えー生きられるかな』って自分で疑問に思わないで引き受けちゃうんで、そこまで生きるということを繰り返ししていけばうまくやると100歳まで生きられるかなと。そうすると100歳で面白いこと言ってる人がいるからって、もっと売れるんじゃないかと、こういう計算でございます」と100歳でさらに売れる算段を明かした。

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