タレントの長嶋一茂が13日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜・午後6時50分)に出演し、巨人時代の仲間と会食したことを明かした。
この日の番組冒頭「やっぱり、この年になると、最後は笑ってたいなってのがある」と話し出した一茂。
共演者が苦笑する中、「友達、先輩、後輩含めて誰と会ったら笑えるかな?って、この間考えてたの」と話すと「で、パッと思ったのが、やっぱり野球をやってた時の仲間なんだなって。最近、やっと思ったの。実は野球が好きじゃなくて、辞めてから。嫌いだったんですよ、野球が。あんまり良い思い出がなかったんで。6000万、8000万スッたってレベルじゃないくらい嫌な思い出があるわけ、野球やってた時」とぶっちゃけた。
その上で「野球やってた時のメンバーで会ってみようって。一番最初に飲んでみようって元木大介に電話したの」と巨人時代の同僚の名前を口に。「『大介さあ。少人数で飲んで笑える人って誰かな?』って言ったら、元木もほぼ同時に槙原(寛己)さんって。
「『あと、もう1人呼ぶとしたら誰にする?』って言ったら、ほぼ同時に定岡(正二)。で、サダさんは実は前も誘った時があったんですけど、来なかったんですよ。で、本当に申し訳ないですけど、あの方は大先輩ですよ。僕が小学校の4年生か5年生の時にドラフト1位でジャイアンツに入って。定岡さんが18の時で僕が小学校、10歳くらいの時に会ってる方なんです」と1975年、ドラ1で巨人入団の定岡さんの名前をあげた。
「でも、その時からサダさんのことをなぜか定吉って言ってるんだよね、俺は。だいぶ年上なのよ。野球界って、すごい先輩、後輩の年功序列が厳しくて、まず定吉なんていう後輩はいないんだけど、俺は小さい時からウチでジャイアンツの選手をみんな集めてホームパーティーみたいなのやってたからね。1月に。王(貞治)さんも来るし、張本(勲)さんも来るし、定吉も来るから」と幼少時を振り返ると「で、『来るかなあ』って(元木氏と)言ったら『俺とかが言うよりマキ(槙原)さんが言った方がいいよ』って言って、マキさんが呼んでくれて、4人集まったの。どこにしようかなと思って沖縄料理があるんですよ。
「今回、定岡さんがいらっしゃったんですけど、来るか来ないか、その日まで分からなかったりするんだけど。結構、人見知りというか引っ込み思案というか。シャイな部分もあるから『なんで、サダさん来たんですか?』って聞いたら『支払いがマキさんって決まってるから俺は来たんだ』って」と苦笑しながら明かすと「野球界は年俸とか年収とか関係なく一番(年齢が)上の人が払うって決まってるの。あり得ないですけど、僕がもし大谷翔平選手と2人でメシを食ったら、僕が払うんです。野球界ってそういうところなんです」と話した。
最後には「今度、次は誰を呼ぼうか?って、みんなで協議したの。みんなで江川(卓)さんを呼ぼうって。江川さんは来ないだろうって。やっぱり、イタリアの個室みたいな。高級ワインの店じゃない来ないんじゃないのって言ったら、定岡さんは『卓だったら俺が呼ぶよ』って話になって」と明かしていた。