◆バレーボール ▽ネーションズリーグ男子中国大会 日本 3(25―20、25―23、26―24) 0 セルビア(13日、中国・西安)

 世界ランク6位の日本の第3戦で、同12位のセルビアをセットカウント3―0で下した。これで2勝1敗とした。

 2028年ロサンゼルス五輪を見据えたティリ・ロラン監督の新体制で始動した。11日に中国を3―0で下し、12日は世界ランク1位のポーランドに1―3で敗れて迎えた第3戦。日本の先発は21歳のアウトサイドヒッター(OH)甲斐優斗、対角に大塚達宣、セッター大宅真樹、オポジット宮浦健人、ミドルブロッカー(MB)エバデダン・ラリー、村山豪、リベロに小川智大を起用した。

 第1セット(S)から日本は両サイドだけでなく多彩な攻撃を見せた。中盤の競り合いから大塚のバックアタック、村山のクイックも決まった。第2Sは190センチの宮浦や200センチの甲斐がブロック得点を挙げるなど、前戦の敗戦で課題に挙がったブロック守備のシステムが機能した。第3Sは20―21から甲斐がバックアタックを決めると、続く宮浦がサービスエース。セット終盤まで競り合ったが、25―24からラリーのブロック得点で相手を振り切った。

 中国大会第4戦は15日に世界ランク14位のオランダと対戦する。

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