◆バレーボール ▽ネーションズリーグ男子中国大会 日本 3(25―20、25―23、26―24) 0 セルビア(13日、中国・西安)
世界ランク6位の日本の第3戦で、同12位のセルビアをセットカウント3―0で下した。これで2勝1敗とした。
今大会3戦目で初先発となった200センチのアウトサイドヒッター甲斐は第1セット(S)から持ち味を発揮した。3―2から相手守備が取りにくい前方へのサーブを決めると、続いて強烈に相手をはじいて連続サービスエースで流れを引き寄せた。セッター大宅とのコンビの部分で課題が出たが、昨夏のパリ五輪でも武器としたサーブで存在感が際だった。
試合後は21歳の甲斐が30歳の大宅をおんぶして記念撮影。大宅は今後のコンビの向上も見据えて「ニコイチ」に指名。甲斐も「大宅さんから跳び乗ってきたんです」とうれしそうに応え、「きょうは(スパイク時のトスで)合っていない部分があったので、そこを調整して、ブロックの上からまた打てるように頑張りたいです」。中国大会第4戦は1日空いて15日にオランダ戦。修正を図り、さらなる高みを目指す。