6月14日の函館5R・2歳新馬(芝1000メートル=12頭立て)は、単勝1・5倍の1番人気カイショー(牝2歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父スワーヴリチャード)が、コースレコードをマークして逃走V。勝ち時計は56秒4(良)。

 開幕週の高速馬場を味方につけてスピードの違いを見せつけた。スタートを決めるとハナへ。最後まで後続に影を踏ませることなく3馬身差で快勝した。池添謙一騎手は「稽古通りに走れば勝ち負けだと思っていました。この枠だったのでスタートだけに気をつけて、ハナに立ってからはいいリズムで直線も楽でした。まだ緩さがあって伸びしろがあるので、これからが楽しみです」と称賛した。

 勝ち時計の56秒4は、79年ハギノトップレディ(57秒2)の2歳コースレコードを46年ぶりに0秒8、97年ソロシンガー(57秒0)のコースレコードを28年ぶりに0秒6短縮し、新たなコースレコードとなった。

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