◆柔道世界選手権第2日(14日、ブダペスト)

 男子66キロ級で、五輪連覇の阿部一二三(パーク24)は、2回戦から登場し、エリオス・マンジ(イタリア)に優勢勝ちして初戦を突破し、日本男子単独最多5度目の制覇ヘ好発進した。

 過去に4度世界一になり、五輪連覇中の絶対王者。

終始、試合をリードし、残り約1分45秒に背負い投げで技ありを奪うなどして、最後まで相手を寄せ付けなかった。大会前に「記録はあまり意識しない。結果を残すことでおのずと達成できればいい」と話した通り泰然自若の構えで、昨夏の五輪以来の国際大会でも変わらぬ強さを見せている。

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