◆柔道世界選手権第2日(14日、ブダペスト)

 男女2階級を行い、男子66キロ級、五輪連覇の阿部一二三(パーク24)は、準々決勝でタジキスタンの選手にまさの一本負けし、この階級の個人戦では2019年8月以来の敗北を喫し、日本男子単独最多5度目の制覇に届かなかった。

 過去に4度世界一になり、五輪連覇中の絶対王者が、昨夏の五輪以来の国際大会で足をすくわれた。

威力抜群の立ち技に寝技にも磨きをかけて今大会に臨んだものの、内股すかしで敗れた。

 3年後のロサンゼルス五輪での3連覇にむけていきなりつまずいた。

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