◆プロボクシング ▽IBF世界ライト級挑戦者決定戦 〇同級3位アンディ・クルス(5回TKO)同級5位・三代大訓●(14日=日本時間15日、米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン・シアター)
IBF世界ライト級挑戦者決定戦で、同級5位で前日本同級王者の三代大訓(30)=横浜光=が、2021年東京五輪同級金メダリストで同級3位のアンディ・クルス(29)=キューバ=に5回1分13秒TKOで敗れ、王座への挑戦権獲得はならなかった。
三代は3回に右ストレートで2度のダウンを奪われた。
五輪金メダリストのクルスは、世界選手権でもスーパーライト級3連覇を達成したアマチュア140勝9敗の元トップアマ。23年7月にIBFインターナショナル・ライト級王座決定戦10回戦でプロデビュー。プロ戦績を6戦全勝(3KO)とし、ワシル・ロマチェンコ(37)=ウクライナ=の引退により暫定王者から正規王者に昇格したレイモンド・ムラタラ(28)=米国=への挑戦権を手にした。
三代の戦績は17勝(6KO)2敗1分けとなった。