タレントのビートたけしが15日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜・正午)に出演し、シニア層が働きやすい職場環境について私見を述べた。

 番組の終盤、「俺なんか映画界とか…。

この間なんか笑っちゃったよ。現場行ったら、俺は助監督を使ってるじゃん。助監督が仕切ってるのね。俺は後ろで座ってるだけ。隣に照明の技師がいるんだけど、それも自分の助手を使ってるの」と監督として参加している映画の現場を説明。

 「カメラマンも座ってるの。(自分と照明、カメラマンの)3人が(助手に)指示だけしてるんだよ。じじいがこれだけ、はびこっちゃまずいだろうって言って」と現場の高齢化について自虐的に口にすると「一番いいのは、そういうじいさんが来ても現場で何気なく入り込んじゃうような高齢化社会。そのじいさんが文句を言った時に『はい、分かりました』って言ってくれる状況がいいわけ。内心は『お前に言われなくたって分かってるよ』ってとこなんだけど『まあ、そうですか』って言うような社会が一番いい」と自説を展開していた。

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