ダンサーで俳優の生島翔がプロデュース・準主役として出演している日比合作アクション映画「CROSSPOINT」(クロスポイント)が15日、Netflix JAPANでの配信が始まった。

 映画「20世紀少年」や「トリック」シリーズで知られる堤幸彦監督が「なんだこの『不気味』さと『不安』感は。

安閑とした日本の日常風景の奥に潜む影を覗き込むような映画だ」と絶賛した問題作で、今年の横浜国際映画祭でも正式出品作品としても高い評価を受けている。

 「SHOGUN 将軍」や映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の出演で世界的に高い評価を受けている俳優・平岳大とフィリピンの俳優兼ミュージシャン、カルロ・アキノがダブル主演を務めている。

 ストーリーは、かつてフィリピンでアイドルとして一世を風靡(ふうび)していたヒダルゴ(カルロ)が、生活が苦しくなり金を稼ぐため来日。破産寸前で資金繰りの苦しい建設会社の社長・シゲル(平)と知り合い、再起を期す2人が多額の懸賞金を懸けられた連続殺人犯を捕まえようと最後の賭けに挑む。

 生島は「Netflixで配信され、一人でも多くの方に見ていただくチャンスが生まれたことは、とてもうれしいです」とコメント。フィリピン出身のジャズ歌手・マリーンや清水美砂、柴田理恵、翔の兄・生島勇輝らが共演する。

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