◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 最終日(15日、兵庫・六甲国際GC=6558ヤード、パー72)
単独首位で出た高橋彩華(さやか、フリー)が3バーディー、1ボギーの70で回って通算16アンダーで逃げ切り、2022年フジサンケイレディス以来となるツアー2勝目を飾り、AIG全英女子オープン(7月31日~8月3日、ロイヤルポースコールGC)の出場権を手にした。
大会アンバサダーの宮里藍さんは、18番グリーンのスタンドで高橋の優勝を見届け、拍手を送った。
藍さんは国内引退試合となった2017年大会で、アマチュアだった高橋と、予選ラウンドを同組(もう一人は上田桃子)で回っている。「申し訳ないな、みたいな。あのタイミングで同じグループになって、ギャラリーも多かったですし。普段とは違う環境でアマチュアで入ってきて。不本意なプレーが続いていた記憶はあります」と当時を懐かしそうに振り返った。
2日目に79をたたき予選落ちした高橋は、藍さんが励ましてくれことを鮮明に記憶している。