ワタナベエンターテインメントの中で一番面白い芸人を決める「ワタナベお笑いNo.1決定戦」決勝が15日、都内で行われ、2人組「金の国」が初優勝し、230組の頂点に立った。。
大会後、囲み取材に応じた金の国。賞金100万円の使い道について優勝直後に「彼女においしいものを食べさせたい」と話していた渡部おにぎりは、優勝を報告したい相手についても「彼女です。本当に大好きなんです」とめろめろの様子。「(賞金で)彼女と同棲(どうせい)したい」とも踏み込んだ。ネタを書いている桃沢健輔は「貯金したい」と堅実な姿勢を示した。
渡部は横浜市の武相高校野球部出身で、高校時代は1学年上のヤクルト・塩見泰隆選手が3番、渡部が4番だったという。芸人のOBには出川哲朗もおり、渡部は「出川さんがよくボールとかたくさん贈っている。僕は(賞金で)ポカリスエットを贈りたい」とも語った。
次なる野望にはコンビそろって「キングオブコント」決勝進出をあげた。
審査委員長を務めたふかわりょうは「金の国の年になると思う。2本とも(無駄な)体脂肪ゼロのコント。ワタナベにこんなコント師がいることを誇りに思います」と評価した。
2015年にスタートした同大会。今大会の決勝には金の国、豆鉄砲、フタリシズカ、ファイヤーサンダー、ラパルフェ、アリオス、ナチョス。、リバーマン、四千頭身、江戸川ジャンクジャンクの10組が出場し、ファイナルラウンドには金の国、フタリシズカ、ラパルフェ、リバーマン、四千頭身が進出した。