男性6人組バンド「UVERworld」が15日、東京ドームで結成25周年&デビュー20周年公演を開催した。14日からの2日間で計9万2000人を動員。

この日は「EPIPHANY」など全25曲をパフォーマンスし、節目を盛大に飾った。

 四半世紀の思い出を巡らせながら、熱すぎる2時間半を届けた。5年半ぶりとなる東京ドームに、ボーカルのTAKUYA∞は「こうして6人で25年の記念に東京ドームへたどりつけた」としみじみ。集まったファンに向けて「お前らのおかげでここまで来たんだ!」と声を張り上げた。

 冒頭に「最高のライブ見せてやる。輝き続ける姿を見せてやるよ」と宣言したとおり、何度も客席をあおりながら熱のこもったパフォーマンスを披露。それに応えようとファンも最初から最後まで立ち続け、大きな声援を送り続けた。

 この日は結成当初のマイクや楽器を使用しており、その意図について「みんなきっと、高い楽器から出る音に感動してるんじゃない。俺たちの背景、歴史に恋してここに来てる」と熱弁。一つひとつの音、歌詞に思いを乗せ「俺たちのライブを見たら心が熱くなる。そんなステージを見せ続けるよ」とうなずいた。

 6人は滋賀県出身の幼なじみで活動しており「メンバーチェンジ無しで幼稚園のときから一緒。

紆余(うよ)曲折ありました。そんな俺たちが今一番伝えなきゃいけないのは、今日、俺たちと過ごしてくれて本当にありがとう。俺たちのことを愛してくれて本当にありがとう」とポツリ。「もっと良い曲聴かせてやるからな」。ファンとの愛を再認識した6人は、これからも自分たちだけの世界を追い求めていく。

編集部おすすめ