タレントの上沼恵美子が16日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜・正午)に出演し、リスナーからの悩みに答えた。

 寄せられた悩みの中身は「職場で手作りのお菓子を配る人がいる、味はごくごく普通のレベル。

でもいつも何となく不快。何ならもういらん…そんなん家庭でやれ…。何とかやめてくれないでしょうか?」というもの。上沼は「分かる、なんか分かる」とうなずいた上で「手作りしたその人は自分ですごい上げているからね。もっと感謝せえよみたいな。感謝の押し売りみたいなんもあるもんな」とリスナーに寄り添った。

 さらに「これはいらんって言いにくいなあ。誕生日のたびに『あなたのために!』って言われるんやで?『おいしいやん! 上手やで! いつもすみません』って言葉を待っているわけやけど、それはアカンな。そんなことで職場でありがとう、感謝、すみませんってそういう言葉をもらおうとするのは欲どしい。ダメ!」とぶった切った。

 “感謝の押し売り”への上沼の愚痴はその後も続き「気がついていないのよ、その人は感謝されているって思っているの。そうじゃないんだってことを知らしめるのはものすごく難しいなあ。

善意やからな、この人は」と考えつつ、最後は「手作りがいいって時代ではもうないと思います。この際、手作りはもうやめよ! 衛生問題もある。梅雨時はアカンで! プロにかなうものはないねんから」と締めくくった。

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