歌手の青山新が16日、都内で行われた宮崎県椎葉村(しいばそん)観光大使任命式に出席した。
千葉・浦安市の出身だが、3月に同村で行われたコンサートにゲスト出演したことで就任が決定。
この日は村から特産品などのみやげのほか、地元産杉で作られた任命証、名刺も贈られた。人生初という名刺に心躍らせ「まずは今日お越しくださった皆様に…」と集まった記者に配布。全部で200枚あると知らされると「イベントに来てくださるファンの皆さんとか、お仕事でご一緒させていただいている方に手当たりしだい…」と今後の配布計画も明かした。名刺は「TOKYOメトロブルース」をプロデュースした、とんねるず・木梨憲武にも渡したいそう。木梨がDJを務めるTBSラジオ「土曜朝6時 木梨の会。」に出演した際に「ぶっ込んでみます」と宣言した。
観光大使としての具体的な仕事は決まっていないそうだが「文化、歴史に触れて、全国の皆さんに発信していって、皆様と一緒に村、それに紐付いて演歌を発信していけたら」。続けて「椎葉村の歴史背景に結びついた歌を歌えたら」、「椎葉村の皆さんに喜んでいただけるステージができたら」と意欲も見せた。
椎葉村は宮崎県北西部に位置する人口約2200人の小さな村で、「日本三大秘境」の一つに数えられる。壇ノ浦の戦いに敗れた平家が隠れ住んだとされ、焼畑農業、八村杉、椎葉神楽などが知られている。