タレント・中山秀征や歌手の中尾ミエ、元AKB48でタレントの柏木由紀らが18日、東京国際フォーラムホールCで開幕する「ワタナベ25thコンサート『ハッピーバースデー&サンキュー』」(6月18~22日)を前に囲み取材に応じた。

 渡辺プロダクションの企業精神を受け継ぎ、2000年に事業を開始した同事務所の25周年を記念した同イベント。

渡辺プロ時代からの所属タレントである中山は「皆様に感謝の思いを込めて最後まで走り抜けたい」と意気込み、「時代とともに会社としては変化をしてきた。我々も切磋琢磨(せっさたくま)しながら仕事をしてきた。それでも、根本には音楽があって、みんなで何かを作り上げるという思いは変わっていない」と語った。

 中尾は「渡辺プロに30年いて、一度フリーでやって、出戻りで…もう数がわかりません。のべ60何年」と自身の芸能生活に触れ、「こういうことがないと若い子に合わないじゃん。私リトグリのファンだから会えてうれしい。走馬灯のようにいろいろよみがえってくるし、楽しい。皆様の一生の思い出になると思います」と呼びかけた。

 松本明子は「渡辺プロ時代の中尾さんはもうこわい先輩で。中尾さんがいたら社員もタレントも直立不動でした」と明かし、それに乗っかった中山の肩を中尾がたたき「おばあちゃん力が強い(笑)」と笑い合う場面もあった。

 アグネス・チャンの「草原の輝き」などを歌唱予定の柏木は「普段はアンガールズさんと同じどバラエティー班のマネジメントグループにいるので…(笑)」と他ジャンルのタレントとの共演を喜び、「今日しか見られない曲の組み合わせもあるのでご覧ください!」と笑顔を見せた。

 目玉となる「クレイジーキャッツメドレー」には総勢60人を超えるワタナベエンターテインメントの所属タレントが映像出演するなど、同事務所総出でイベントを盛り上げる。

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