俳優の田中圭が18日、都内で行われた主演するWOWOWのドラマ「三谷幸喜『おい、太宰』」(29日・後10時)の完成報告会に出席した。

 田中は4月に「週刊文春」で女優の永野芽郁との不倫疑惑が報じられて以降、報道陣の前に姿を現すのは初めて。

会見では騒動について触れることはなかった。

 ドラマは、三谷氏が監督・脚本を務める「完全ワンシーンワンカットドラマ」の第3弾で、太宰治を敬愛する平凡な主人公(田中)がタイムスリップし、太宰治の心中を止めようとするコメディーだが、田中は「もともとすごく三谷さんのワンカットドラマが好きで、今回携われて幸せ。早く見ていただきたい」と語った。

 今回の出演の経緯について田中は「三谷さんとプライベートで会う特定の場所がありまして『ワンカットドラマはやらないんですか?』と話したりしていて…」と語ると、三谷氏は「特定の場所って(具体的に)言っちゃダメなんですか? いやらしい場所みたいに…」とツッコミ。田中は大慌てで「ジムです」と説明し、共演の小池栄子から「おまえが悪いぞ!」と突っ込まれていた。

 出ずっぱりで撮影に臨んだ田中は苦労について「汗が出すぎて…」と回想。小池も「(シーンが進むたびに)圭さんの汗が増えて、ハンカチで絞れるぐらい出ていて。人間ってあんなにに水分が出るんだと思った」と振り返った。

 作品にちなみ、登壇者は「タイムスリップできるならどの時代に?」という題材でトーク。宮沢エマが「1950年代とかで祖父母に会ってみたい」と語ると、小池は「小学生。人生の華やかさのピークだったので…」と回答。田中は「僕はジュラ紀、白亜紀とかで恐竜を見たい」と語り三谷氏は「僕は、おとといぐらいかな」と笑わせた。

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