NHK連続テレビ小説「澪つくし」や大河ドラマ「独眼竜政宗」などで知られる脚本家のジェームス三木(じぇーむす・みき、本名・山下清泉=やました・きよもと)さんの公式サイトが19日に更新され、三木さんが14日に死去したことを報告した。91歳だった。

 同サイトはこの日、妻で喪主を務めた直子夫人のコメントを掲載。「ジェームス三木(本名:山下清泉/やましたきよもと)は6月14日肺炎のため他界しました」と報告し、晩年について「元気に過ごしておりましたが、4月に体調を崩し、入院。回復し自宅静養中の6月13日急変し、翌14日都内の病院で家族に看取られました」と最期の様子を明かした。

 脚本家として数々の名作を世に送り出したことから「長年仕事に携われたことは、主人の人生における大きな喜びであったことと思います。作品をご覧いただきました皆様、お世話になりました皆様に深く感謝申し上げます。今後ともジェームス三木の作品をお楽しみいただけましたら幸いです」とつづった。

 また、葬儀などについては「故人の遺志により通夜・葬儀は近親者のみで執り行いました。御香典、御供花などは辞退させていただきます」としている。

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