7月6日の福島5R新馬戦(芝2000メートル)でデビューを目指しているタイダルロック(牡2歳、美浦・武井亮厩舎、父モーリス)が6月19日、2週前追い切りで上々の動きを見せた。石神深一騎手(レースは大野拓弥騎手)が騎乗して、美浦・Wコースで6ハロン82秒7―11秒8を馬なりでマークして、大きく追走して僚馬に併入した。
叔父に今年の日本ダービーを制したクロワデュノールを持つ血統馬で、母アースライズは芝の1600~2000メートルで計3勝を挙げている。武井調教師は「もともと心肺機能のすごく高い馬ですが、大跳びで切れないのかなと思っていましたが、『たぶん脚を使えるようになりますよ』と(石神深一)ジョッキーの評価も高かった。距離はあっていいと思います」と、手応えをつかんだ様子だ。