読売テレビは大田良平アナウンサーがチーフプロデューサーを務め、プロデューサーを林マオアナウンサーが務めた番組「ECC presents 第3回ytv学生アナウンスコンテスト~その一声が、未来を変える~」を23日深夜に放送する。番組は今月8日に開催された“ytv学生アナウンスコンテスト”の密着ドキュメント。
コンテスト自体もアナウンサー自らが企画、運営し、今年で3回目。今回もアナウンサーを目指す学生のみならず、話す技術や伝える力を武器に将来を夢見る若者たちが、その腕を競った。コンテストの審査内容は、直前に与えられたお題を使って行う自己紹介と、6秒で回答する一問一答に挑む“表現力”審査。もうひとつは、学生が番組の1コーナーを担当するMCとなり、あらかじめ用意された資料を使いコメンテーターとともに自由にコーナーを進めていく“MCに挑戦”のふたつ。番組ではコンテストの裏側に密着し、夢に向かって奮闘する学生12人の熱い思いを描く。
コンテスト司会は山本隆弥アナと、諸國沙代子アナ。“MCに挑戦”でコメンテーター役を務めた野村明大アナ、西尾桃アナのほか、運営業務にも同局アナウンサーの多くが関わった。若者たちの夢を後押しする企画を担当した虎谷温子アナは「普段やらないような不慣れな仕事が多く、四苦八苦しながらでしたが、このコンテストを通して少しでも学生さんが前向きになれたり、将来を考えたりするきっかけになってくれたらありがたいです。アナウンサー志望でなくても、興味をもって応募してくれた人もいるようでとてもうれしい」と、やりがいを語った。
同じく企画担当の中谷しのぶアナは、参加した学生たちを見て「これだけ難しい審査内容にも全く動じず、終始キラキラとした表情を輝かせる学生の皆さんに、近くで見ていたアナウンサー全員から『すごすぎる!』と声があがりました」と感激。また、場の空気を一気に変えるパンチ力、どんな矢が飛んできても機転をきかせて対応する柔軟性とユーモアに「どの学生さんも本当に素晴らしく、無限の可能性を感じました」と感心していた。
プロデューサーの林アナは番組のみどころを「コンテストに応募した動機は、みんなそれぞれで、そこには様々なストーリーがあります。コンテストを経て、アナウンサーになりたいと改めて決意した人。新しい目標ができた人。視聴者の皆さまには、それぞれの決意が生まれた瞬間をぜひ見守っていただければと思います」と呼びかけた。