タレント・長嶋一茂が、毎夏恒例の日本テレビ系「24時間テレビ48―愛は地球を救う―」(8月30、31日)でチャリティーパートナーを務めることが19日、分かった。昨年チャリティーマラソンランナーを務めたタレント・やす子も、同パートナーを務める。
今年から新設されたチャリティーパートナーは、震災復興や障害者支援などの輪を広げるため、等身大の目線で現地取材に取り組む。2年連続の番組出演となる一茂は、昨年は能登半島地震で被害を受けた石川・珠洲市で野球の特別授業を行い、球児らに希望を与えた。
一茂が携わる企画の詳細は後日明かされる。総合司会のくりぃむしちゅー・上田晋也、フリーの羽鳥慎一アナ、同局の水卜麻美アナらと番組の顔に選ばれ「今年も“思い”をつなぐ役割だと思っています。ご覧いただく方々に伝わるものがあればうれしい」と願う。
今月3日には、父・長嶋茂雄さんが死去。茂雄さんは巨人監督時代に会場の日本武道館(当時)に募金を持って訪れ、2011年にフリーアナの徳光和夫さんがマラソンランナーを務めた際には、応援に駆けつけるサプライズ演出で盛り上げた。
父ともゆかりの深い同番組で重要な役割を担うこととなり、一茂がどのようなメッセージを発信するのか列島の注目が集まる。今年の番組のテーマは「あなたのことを教えて」であることから、「自分のことを出会う方々に教えて、伝えて、出会う方々のことを教えていただきたい。視聴者の皆さまとも一緒に日本や世界の『未来』について考えていけたら」と意気込んだ。
〇…やす子は昨年の同番組で、「かつてお世話になっていた」という児童養護施設や子どもたちの思いを胸に81キロのマラソンを完走し、視聴者の胸を打った。今年は一茂ら、浜辺美波らとチャリティーパートナーを務めることから「皆さんそれぞれの想いが込められた活動に心を重ねながら、感謝と責任を胸に、全力で務めさせていただきます」と約束した。