今回は本格的な夏を前に、浜名湖でのボートシーバス釣りに挑戦です。久しぶりのシーバスの引きは、なかなか強烈でした。

早朝4時からスリリングで、ちょっとたじろぎましたが、特大サイズの53・5センチをゲット! 早起きしたかいがありました。

  朝焼けに染まる浜名湖。梅雨の合間で風は穏やか。湖面はまるで鏡のように静かでした。いよいよ、夏が来たなぁと感じます。今回は、念願だった浜名湖でのボートシーバス釣りに挑戦しました。

 これまでは、何度かボートで浜名湖に出ていますがシーバスには、なかなか会えずじまいです。出船は午前4時。毎日、浜名湖に出ているおすし屋さんを営んでいる方の船に乗り込み、まずはおススメポイントへ向かいました。

 ここは潮通しがよく、イワシが豊富にいました。ワームを投げて湖底に着いたらスローに巻いてくると、いきなり「ゴンッ」と明確なアタリ。サオが大きく震え、グングンと引っ張られます。

慎重にやりとりし、上がってきたのは30センチほどの銀色の魚体。キビレでした。キビレは浜名湖で釣りをする際に比較的、釣れてくれるアグレッシブな魚です。今回も会えました!

 その後も場所を変えながら、ワームを投げ続けていると、いきなり引ったくられるようなアタリが来ました。抵抗しながら上がってきたのは、浜名湖のシーバスです。引きが強く、ファイトもスリリング! 53・5センチとサイズもばっちりです。

 今日は渋い(魚があまり反応しない)日だと船長が言っていましたが、久しぶりのシーバスの引きを味わえた私は大満足です。毎日のように、浜名湖に出ている船長でさえ、湖面の変化に翻弄(ほんろう)されているようです。それくらい浜名湖は釣るのが難しいフィールドですが、今回釣れた魚以外にも、ヒラメやマゴチなど魅力的な魚がたくさん生息しているので、釣り人を飽きさせません。

 また季節を変えて、違った表情の浜名湖に挑戦してみたいと思います。(三浦 愛)

 スズキのソテー ほうれん草ソース

 ▽材料(2人前)スズキ1/4、バター5グラム、薄力粉大さじ1/2、牛乳100ミリ・リットル、冷凍ほうれん草50グラム、塩適量、コショウ少々、オリーブオイル適量

 ▽作り方

 〈1〉スズキはウロコを落としてエラ、内臓を取り除き三枚下ろしにする。小骨を抜いて食べやすい大きさに切る。

 〈2〉鍋にバターを溶かし、小麦粉を振り入れて焦げ付かないように炒める。

 〈3〉牛乳を少しずつ加えてかき混ぜ、ほうれん草を冷凍のまま加え、再度フツフツしてくるまで熱する。

 〈4〉温まったら火を止めてブレンダーでなめらかにする。

 〈5〉塩、コショウで味を調える。

 〈6〉オリーブオイルでスズキを皮目から焼く。

 〈7〉お皿にソースを敷いて焼いたスズキを乗せる。

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