◆第73回府中牝馬S・G3(6月22日、東京競馬場・芝1800メートル)=6月20日、栗東トレセン

 格上挑戦のラヴァンダ(牝4歳、栗東・中村直也厩舎、父シルバーステート)はポリトラックコースを周回。軽快な身のこなしで駆け、好気配を保っている。

中村調教師は「追い切った後も変わりなく、予定通りにきている。変わらないことが一番ですね」とうなずいた。

 3勝クラスの身だが、昨年の秋華賞で4着の実績がある実力馬。前々走の阪神牝馬Sは勝ち馬と鼻+鼻差の3着、前走は押し出されてハナに立つ形で粘って2着と安定感が光る。「3勝クラスは勝ってほしかったですけどね。東京の1800メートルは条件的には向いていると思うし、馬場はいい方がもっと走る」とトレーナー。重賞でも引き続き勝ち負けになる。

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