◆天保山S(6月21日、阪神競馬場・ダート1400メートル)=6月20日、栗東トレセン

 ヤマニンチェルキ(牡3歳、栗東・中村直也厩舎、父フォーウィールドライブ)はポリトラックコースを1周して調整。軽やかな脚さばきで周回し、仕上がりに不安はない。

中村調教師は「順調です。状態は変わりません」とうなずいた。

 前走の兵庫CSで重賞初挑戦。小回りのコース形態が合わず4着に敗れたが、今回は2戦2勝の阪神へ戻る。メンバー唯一の3歳馬で、53キロの最軽量も大きな魅力だ。「阪神は地方より競馬しやすいと思う。古馬のダートは強い馬がいっぱい出てくる。ここでどれだけやれるか。斤量(の恩恵)ももらっているので頑張ってほしい」と指揮官。古馬とはこれが初対決で、試金石の一戦となる。

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