日本テレビは20日、TOKIOの国分太一に重大なコンプライアンス違反があったと報道した。同局系「NNNストレイトニュース」(午前11時半)内で伝えた。

同局系「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜・午後7時)の降板も発表した。

 同局によると、過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認し、「ザ!鉄腕!DASH!!」への出演を継続することは適切でないと判断。国分の番組降板を決定した。 降板については、第三者の弁護士による調査結果などをふまえて決定。20日に臨時取締役会で承認を得た。すでに本人に番組降板の決定を伝え、国分も了承したという。「ザ!鉄腕!DASH!!」の番組は継続する。

 ニュースでは伊藤大海アナウンサーが「事案の詳細については、プライバシー等の観点から、配慮すべき点が多く、説明を控えさせていただく」との日本テレビのコメントを読み上げた。

 また、フジテレビやテレビ朝日、TBSのニュースでも国分にコンプライアンス違反が複数あったことを速報した。

 国分は1994年11月に深夜帯でスタートした「ザ!鉄腕!DASH!!」を始め、長年バラエティー番組を中心に活躍。明るいキャラクターで好感度も高く、現在も、TBS系「世界くらべてみたら」(水曜・後7時)やテレビ東京系「男子ごはん」(日曜・前11時)などテレビやラジオなどで多くのレギュラー番組を抱えている。

 21年4月には、旧ジャニーズ事務所内では初となる事務所内独立をし、城島茂、松岡昌宏と共に「株式会社TOKIO」を始動。

国分は、同社の副社長として企画担当を担い、22年5月には、新プロジェクトの関連会社「TOKIO―BA」の取締役社長に就任した。24年4月にはSTARTO ENTERTAINMENTとのエージェント契約を締結した。

 TOKIOは18年に山口達也が不祥事でグループを脱退。21年には、長瀬智也がグループを脱退し、芸能界を引退している。

編集部おすすめ