タレントのマツコ・デラックスが20日放送のテレビ朝日系「マツコ&有吉かりそめ天国」(金曜・午後8時)に出演し、最近の治安の悪化に本音を漏らす一幕があった。

 この日の番組では、番組が用意した「おかずの作り置きをして、いざ食べる時に、これの気分じゃないんだよなって時があります。

翌日の服を前の晩にイメージしても、いざ朝を迎えたら違うのを着たいなというのがあります。過去の自分と気が合わない時はありますか?」との問いかけに共演の有吉弘行とともに答えたマツコ。

 有吉が「それが人生ですよ」と、つぶやくと「もう、やめちゃえばいいのにね。作り置きするとかさ」と口にしたマツコ。有吉は「用意したってしょうがない。こんなはずじゃなかったの繰り返しだからね」と言い切ると「あれ偉いよね。前日、ちゃんと次の日に着替えるものをコーディネートして枕元の置いておくみたいな人いるじゃないですか?」と問いかけた。

 ここでマツコは「しかもさ。泥棒が来るかも知れないからって、バットみたいなのを置いておくとかさ。地震が来た時に逃げられるように下足を置いておく人とかいるじゃん。でも、ほとんどが来ないわけじゃん。枕元にバットが置いてあったり、履いてない下足を準備したりしてるわけじゃん。

嫌になんないかな?」と口に。

 「本当はダメよ。皆さんは準備してね」と言った後、「でも、その時が来たら、もういいや!って、どこかで」と続けたマツコに有吉も「我々はそういう性格だね。バット、ここに置いてても相手に取られて、バカンってさ(殴られる)」と悲観的。

 マツコは「取られるリスクある! むしろ相手に武器を与えてしまうリスクあるよ」と同調。「私、どっかで過信があって。暴漢とかにもし襲われたとしたら、上に乗っかっちゃえば勝てるみたいなさ。この体だから過信があるのよ」と主張し、有吉に「臼(うす)じゃないんだから」とツッコまれたが、治安の悪化には「最近、普通に外にフラッと出るのも怖くなってきた」と本音を漏らした。

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