TOKIOの国分太一(50)がコンプライアンス違反で無期限活動休止することを20日、副社長を務める株式会社「TOKIO」が発表した。株式会社TOKIOの社長を務める城島茂(54)は20日、公式サイトに謝罪文を掲載した。
「株式会社TOKIO 代表取締役」との肩書とともに城島は「この度、弊社所属タレントの国分太一においてコンプライアンス違反が判明いたしましたため、本人とも協議の上で猛省を促すべく、6月20日付にて無期限での活動を休止することといたしました」と説明。「日頃より応援してくださってる関係者の皆様やファンの皆様には突然のご報告となり、心よりお詫(わ)び申し上げます」と謝罪した上で、「今後につきましては現時点で一切未定でございます」とした。
TOKIOは7年前にも揺れた。18年に当時メンバーだった山口達也さん(53)が不祥事でグループを脱退。デビュー以来続いていたNHK紅白歌合戦の連続出場が途切れた。
事件発覚後、城島は出演したテレビ番組などで「ありえない」「裏切り」と山口さんを断罪。国分も「驚き、悲しみ、悔しい思い、いろんな感情が湧き出てきます」と葛藤を口にしていた。
その後は4人で活動していたが、21年3月に長瀬智也(46)がグループを脱退。翌4月には、残る城島、松岡、国分の3人で「株式会社TOKIO」を設立し、ジャニーズ初の事務所内独立となった。
3人体制となってからも、グループのレギュラー番組「ザ!鉄腕!DASH!」や福島県の復興に関する活動を継続。21年には福島県内に「TOKIO課」が設置され精力的に社会貢献も行ってきた。それだけに、山口さんの一件以降、再構築してきた信頼を失う形となってしまった。