◆第1回しらさぎS・G3(6月22日、阪神競馬場・芝1600メートル)=6月21日、栗東トレセン

 エプソムC9着から巻き返しを期すデビットバローズ(セン6歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)は坂路を64秒1―14秒8。ゆったりとしたフットワークで駆け上がり、レースに備えた。

上村調教師は「変わらずいい雰囲気。追い切ったあとも問題ないですよ」とうなずいた。

 去勢明け3戦目だった前走は「いろいろな面があって、あまりこの馬らしさを出せなかった」と案外な結果に終わったが、「去勢して集中して走るようになった」と馬が充実しているのは確かだ。「マイルは問題ないし、今の阪神の馬場も良さそう」とトレーナーは反撃に期待した。

編集部おすすめ