◆米女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第2日(20日、テキサス州・フィールズ・ランチ・イースト=6604ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、5月のリビエラマヤ・オープンでツアー初優勝を飾った岩井千怜(ちさと、ホンダ)が2バーディー、1ダブルボギーの72で回り、通算1アンダーの5位に順位を上げた。
ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ「今日は、出だしバーディーバーディーで、自分でもびっくりしたスタートだったけど、落ち着いて、自分のペースで淡々とできたので、そこは良かったと思う」と笑顔で振り返った。
後半6番はティーショットを右に曲げ、3オン3パットのダブルボギーを喫したが、耐えて粘って悪い流れを封じた。8番パー3でティーショットをグリーン右のバンカーに入れた。2メートル半のパットをねじ込み「自分でもあのパーパットは入るとは思っていなかった。打った瞬間感触が良かった。明日も続けていきたい」
最終9番パー5では、グリーンを狙った残り220ヤードの第2打が、手前のクリークにつかまったが、4打目を寄せて、ここでもパーをセーブした。「(クラブを)振り切ってはいたので、悔いはない」と言い切った。「いい位置で明日はスタートできると思うので、まずはしっかり自分のプレーをして、楽しんで回りたい。風がまた強くなると思うけど、グリーン上でのルーチンとか、あまり考えすぎずに、いつも通り淡々とやっていけたら」。決勝ラウンドの36ホールを楽しみにしていた。