女優の綾瀬はるか(40)が、21日放送のNHK「土スタ」(土曜・午後1時50分)に出演。主演する同日スタートの土曜ドラマ「ひとりでしにたい」(土曜・午後10時)のテーマである「終活」についての思いを語った。
漫画が原作で、主人公が「終活」について考え、準備する姿をコミカルに描くドラマ。MCのお笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜から「携わってみていかがですか?」と問われた綾瀬は「(主人公は)おばさんの孤独死をきっかけに考え出すんですけど、私も身近な人が亡くなることがあって、何も考えてなかったのが、えっ人って死ぬんだって。すごい考え出したタイミングとかもあって、そこはリンクしていて」と答えた。
同年代の主人公を演じて、共感したこととして、劇中のセリフ「若い頃、自由と思っていたことが年をとると孤独と不安に変わる」を例に挙げ、「漫画にも描いてあったんですけど、それって本当にあるなと思って。だんだん年齢を重ねると終わりに向かっているみたいな」と話した。
また、ドラマの中では年下の同僚から「面倒なことは後回しにしてしまう」「何も考えてこなかったからですね」など厳しい言葉を返される場面が多いことに触れ、「私、一緒だってすごい思って。あまり未来設計図とか持ってなくて、その時その時って…身を任せてみたいな感じなので」と明かした。