「角界のおにぎり君」隆の勝、本場所は好物のラーメン断ち　おにぎり中心の食生活を明かす…玉鷲とトークショー
トークショーを行った玉鷲（左）と隆の勝（カメラ・大西健太） 画像（1枚）

　大相撲の幕内・隆の勝（常盤山）と同・玉鷲（片男波）が２１日、東京・渋谷区の渋谷ヒカリエで行われたトークイベントに参加した。

　事前に寄せられた質問に答える形で行われ、お互いの秘密を明かし合う場面では、玉鷲が隆の勝の好物がラーメンであることを暴露。

三角形のおにぎりに顔が似ているという理由で、ファンの間では「おにぎり君」の愛称で親しまれる隆の勝だが「味噌でも、家系でも。とんこつしょうゆが１番好き」と話した。一方で本場所開催中は「場所中であることを認識したいので、自分が食べたいものを優先するよりも、筋肉がつきやすいもの、疲労回復がしやすいものを優先で食べることを心がけている。ラーメンは好きだが、ラーメンでは体はつくれないので、やっぱり米、おにぎり中心で場所中は食べるようにしている。欲を断つことで、場所中と普段のメリハリがつく感じがする」と、名古屋場所（７月１３日初日・ＩＧアリーナ）でも好物のラーメンを断ち、おにぎり中心の食生活で活躍を目指す。

　隆の勝は昨年の名古屋場所で１２勝を挙げ、優勝決定戦まで進んだ。途中休場した２２年を除いて、関取になってからの名古屋開催は５場所全てで勝ち越しと好相性。「暑いのは意外と平気で、暑い方が体が動く。ちょっと番付を下げているが、気合いを入れていきたい」と意気込んだ。

　トークショー後は「玉鷲関がいてくれて助かった。一人ではこの場はもたないです」と感謝。玉鷲は「お客さんは時間をかけて、抽選も当てて来てくれた。

２０分で終わってしまうのはあっという間で、申し訳ない」と、名残惜しそうに話した。（大西　健太）

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