中日のレジェンド左腕・山本昌さん(59)が、21日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)で星野仙一監督の“鉄拳制裁”ぶりを赤裸々に語った。

 中日一筋32年の山本さんは、星野監督から厳しい指導を受けてきた。

ある時、東京ドームでの試合で5回を終わって同点だったが、1人に2ラン、ソロを打たれる展開だった。ヘッドコーチから「マサ、ちょっとベンチ裏行ってくれ」と声を掛けられ、「素振り室ですよね」と覚悟を決めて行くと、先に呼び出されていた中村武志捕手は「すでにヘロヘロだった」と悲惨な状況になっていた。

 山本さんが部屋に入ると星野さんがグっと顔を近づけてきて、食らった「愛のムチ」は18発。もちろん数える余裕があったわけではなく、外にいる先輩が、「パシ、パシ」という音を数えていて分かったものだった。

 6回表の攻撃が2死になり、キャッチボールしようとグラウンドに出ると「唇が落っこちてた」というほどのダメージを負った状態。「まぁ、そういうこともありましたけど…」と明るく話をまとめ、笑いを誘っていた。

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