◆明治安田 J1リーグ▽第21節 C大阪2―1東京V(21日・ヨドコウ桜スタジアム)

 C大阪が、東京Vとの一戦でリーグ2試合ぶりの白星を収めた。FWラファエルハットンは先制点を奪って、今季10得点と2ケタに乗せた。

 C大阪は前半20分、右サイドのFWルーカスフェルナンデスがクロスを送ると、FWラファエルハットンはエリア内でうまく動き直して頭を合わせ、ゴール左に流し込んだ。今季10点目に「日々のトレーニングの成果。(シーズン)序盤に言ったように日本に慣れるところが一番だったがそこに個人としても、チームとしても結果が付いてきていてとてもうれしく思う」とにっこり。その後、チームは同アディショナルタイムに追いつかれたが、後半17分に同じブラジル人助っ人のFWチアゴアンドラーデが決勝点を奪って勝利した。

 チームは勝ち点33で暫定7位となった。消化している試合数は2試合多いが、暫定3位の神戸との勝ち点差は3。チーム全体として波に乗る状況で、次節、7月5日には本拠での「大阪ダービー」第2ラウンドを控える。5得点を奪って勝利した2月14日の開幕戦では、自身のゴールはなし。リーグ戦3試合連続得点中で迎える一戦に「ダービーは盛り上がりもありますし、誰もがプレーしたい試合。その大切さや重みは自分も分かっている。ダービーなので、内容よりも結果。十分に時間があるので準備していきたい」と力強く意気込んだ。

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