◆明治安田J1リーグ▽第21節 横浜FM0―1岡山(21日・日産スタジアム)

 横浜FMがホームで岡山と対戦し、0―1で敗れた。

 前半にセットプレーで喫した失点が重くのしかかったが、試合を通して、今季初めて同時先発したアンデルソンロペス、ヤンマテウス、エウベルのブラジル人アタッカートリオを中心に攻撃的なサッカーを展開し、17本のシュートを放った。

 キスノーボ監督が退任し、クラブ初の2度の監督交代という緊急事態に見舞われる中で、暫定で指揮を執った大島ヘッドコーチは「前半苦しい場面はあったが修正して、後半はチャンスを作ったという言い方よりは、自分たちがやろうとしているアクション、姿勢を見せることが出来た」と総括。さらに「プレーしている姿勢、やっていること、自分たちが目指すところは、絶対に間違っていないと思いますし、それを体現してくれています」と手応えを強調した。

 暫定で指揮することが決まっている25日の17位FC東京戦(日産ス)に向けて「自分たちがやっていくことの方向性は示せた試合。連戦になるのでコンディションを戻して。点を取れなかったことはしっかり受け止めて次に進みたい」と決意を示した。

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