歌手でタレントの和田アキ子が22日放送のTBS系「アッコにおまかせ!」(日曜・午前11時45分)に出演し、芸能人に自覚を持つよう訴えた。

 番組ではTOKIOの国分太一(50)が、コンプライアンス違反で20日から無期限で活動休止に入ったことを伝えた。

具体的な違反内容が分からず、コーナー開始時は「なんも言えないねぇ」と話していた和田だが、番組が進み今後の展開に話題がおよぶと気持ちがあふれた。「(会社の対応が)他のタレントさんにも甘いととらえるとしたなら、国分さんが責任をもって説明をした方がいいんじゃないかな」と国分本人が説明することの重要性を訴えた。

 続けて進行役の声を遮るように「残念なのは、こんな言い方したらとっても失礼ですけど、降板とかって言うじゃないですか。彼はレギュラーも多いじゃないですか。本当に何かしてその判断を下されたんなら、自業自得です」と断じた。さらに「いつも言ってるんですけど、何かあったら自分じゃなくて周りに迷惑。一緒に仕事してる人が(仕事が)なくなっちゃうわけですよ。1つでも。一生懸命やってる人が。そういう人のことを考えてレギュラー持って、コマーシャルやって。CMなんて会社の宣伝をするわけですから。その社内にいる人間として自覚するくらいの」と、タレントとしての責任感を訴えた。

 国分とはこれまで共演したこともあり「そんな人じゃないっていうのは、長い付き合いで知ってます」としながら、「でもそんな人じゃないってもう言えない。変に擁護する気もないし、何か分からないから。芸能人自身がもっと自覚を持って。持っていると思うけど、グループなんて特にそう。責任を感じてほしい」と訴えた。

編集部おすすめ