横浜FMの宮市亮が24日、FC東京戦(25日・日産ス)に向けた全体練習をフルメニューで消化した。

 5月21日の神戸戦で負傷し、「右ハムストリング肉離れ」で離脱。

当初は全治6~8週見込みとされていたが、前日23日から全体練習に参加し、順調な回復ぶりをアピールしている。実戦復帰に向けて、宮市は「ここに戻ってきたということは試合に出る準備が出来ているというサインだと思っている。どういう状況でも試合に絡んでチームに貢献したい」と意気込んだ。

 離脱期間中にキスノーボ監督が退任し、この日の練習前には暫定で指揮を執っていた大島ヘッドコーチが監督に就任することが発表された。大島監督について、宮市は「長年マリノスにいらっしゃる方ですし、選手としてもコーチとしてもマリノスの重みを分かっている。戦術的にもすごくわかりやすいし、ピッチの中でも止まらずに動いて、動いて、というサッカーになってきている。もう一度楽しくみんなでサッカーが出来ればおのずと結果もついてくると思いますし、心からみんなが一丸となっているというか、同じ方向を向いていると今は胸を張って言えると思うので。この状況で何とか打開したい」と決意を示した。

 17位FC東京との一戦から、16位湘南、19位横浜FC、14位名古屋と中断期間前にJ1残留争いをする上で負けられない試合が続くが、大島新体制のもと、チーム一丸で最下位からはい上がる。

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