女優の斉藤慶子(63)が25日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演し、55歳の時に慶大大学院に入学したことを明かした。

 司会の黒柳徹子に「大学にも通って」と聞かれると「学ぶことが割と好きで、みんなと生徒で一丸になって先生の講義を聴いたりするのが大好きだったので」とニッコリ。

 1982年の芸能界デビュー時に熊本大を中退して上京している斉藤は「55歳で大学院に入って通ったんです。メディアデザイン科ってところで、経済学とかも習うんです」と8年前の慶大での入学式の写真を披露。

 「電車でリュックを背負って通ったんですけど、毎日。1限目とかになると、すっごいんですよ、学生が大勢いて」と話し出すと「横断歩道を渡るとキャンパスで、入学式でいっぱいチラシを配っていて。塾の講師とか学生さん向けのアルバイトのチラシを配ってるんですけど、私だけグッと、どかされるんですよ。えっ?って。そんなに(外見を)ちゃん見てるのかしらって。私もリュックも背負ってるし、ちょっと若作りもしていて。まあ、見事に私を抜かして次の人に渡してました」と入学時を振り返った。

 「みんなでレポートを書いたり、終わったら近くの居酒屋に行ったり。合宿もあって、5人で。24、5歳の子たちと雑魚寝したりとか。

すごいいい経験でした」と大学院生生活を笑顔で回顧。「みんな、すごい飲むので、朝まで飲んでましたね」と続けた。

 大学院進学の理由については「熊本大学に若い頃、行ってたんですけど、どうしても仕事が忙しくて最後まで大学に行けなかったので、また学びたいなっていうのは、ずっと心の中にあって。それでたまたま慶応大学のメディアデザイン科というのが面白そうだなと思って受けたんです」と明かしていた。

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