演歌歌手の長山洋子が24日、東京・浅草花やしきで新曲「昭和の女」の発売記念イベントを行った。

 昨年デビュー40周年を迎えた長山が新たなスタートを切る新曲は、昭和100年の節目に、懐かしい昭和の女性が描かれた王道の演歌。

長山は「久しぶりのド演歌。カラオケでも歌ってほしい」とアピール。会場の花やしきは幼少期から家族で通っていた思い出の地。「ピー、ガタガタという音に昭和を感じますね」とノスタルジックな感情を抱いた様子だった。

 昭和の歌謡界でしのぎを削ってきたが「私はやっぱり昭和の厳しい大人たちに育てていただいたので、残していきたいことは、次の世代に伝えていきたいという思いもあります」と語り、長山自身も「堂々と昭和の女を生きたい」と思いを込めた。

 自身の「昭和の女」らしい部分を尋ねられると「ものを大切にするところ。洋服も靴も乗っている車もずっと使い続けています」といい、とりわけ愛車は「24年乗っています」と笑みをみせた。

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