米国を代表するロック歌手のブルース・スプリングスティーンの半生を描いた伝記映画「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」が、11月14日に日本公開されることが決まった。

 1973年にデビューし、75年の名曲「明日なき暴走」でブレイクしたスプリングスティーン。

映画の舞台は、84年に全世界で3000万枚以上を売り上げた大ヒットアルバム「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」発表前夜の米ニュージャージー。4トラックの録音機で吹き込んだ6枚目のアルバム「ネブラスカ」の制作過程で、若きスプリングスティーンの父との確執や、苦悩と創造の情熱を描いている。

 原作はウォーレン・ゼインズによる23年の小説。「クレイジー・ハート」のスコット・クーパー監督がゼインズとともに脚本を手がけた。主演で若き日のスプリングスティーンを演じるのは、ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」でゴールデングローブ賞テレビ部門主演男優賞を3年連続で受賞したジェレミー・アレン・ホワイト。マネジャー役は24年の映画「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」で弁護士役を好演したジェレミー・ストロングが務める。ロック界のレジェンドを描く映画として、「ボヘミアン・ラプソディ」や「エルヴィス」などの大ヒットに続けるか注目だ。

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