BSテレ東「和田明日香とゆる宅飲み」(火曜・午後10時)が24日に放送され、俳優の野間口徹がゲスト出演。独自の俳優観を語った。

 野間口はニホンモニター調べの「令和タレントドラマ出演本数ランキング」(令和元年~5年)で第2位(238本)にランクイン。出演が途切れない売れっ子だ。このランキングについて本人は「そうなんですね。ネットニュースとか、ほとんど見ないんで、わかんないです」と言い、脇役であったとしても「スケジュール合えば断らないですからね」と語った。

 オファーを断らない理由については「自分が断ると、スタッフさんが困るじゃないですか。次の人さがさなくちゃいけないし。僕が2番手、3番手だったとしてもそれは思うんですよ。『ここで止めてあげなきゃ』って」と説明。続けて「役なんて結局、誰でもいいんですよ、そんなの。演じた人なりのものが出てくるから」と持論を語り「こうしたい、ああしたいという欲がないですね」とあっさり。

 昨年にNHKで放送された「VRおじさんの初恋」でドラマ初主演を務めた。野間口は「生まれて初めて」台本の進め方に関して「これじゃない方がいいです」と意見したという。

しかし…。「主演で何が大変かって、『これってこういうことですよね?』って言うと、現場がちょっと、ピタッと止まるんですよ」。その空気に耐えられないそうで「二度と主演はやりたくないと思いました」と苦笑。「誰かを引っ張るとか、ほんとしたくない。お願いだから引っ張って連れてって、っていう」と言うと、MCの和田は笑っていた。

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