株式会社TOKIOが25日に公式サイトを更新し、同日付でグループを解散すると発表した。今年3月末でKAT―TUNが解散。

5月には、2020年末から活動を休止していた「嵐」が来年5月末に活動終了することを発表したばかり。旧ジャニーズ事務所の人気グループの解散や活動終了が相次いでいる。

 株式会社TOKIOはこの日、「城島茂、松岡昌宏、国分太一をメンバーとするグループ『TOKIO』は、本日をもって解散することにいたしました」と解散を電撃発表。20日に国分のコンプライアンス違反が判明し、無期限活動休止となっていた。31年のグループ活動に終止符を打つ理由を「このたびメンバーでお互いの意思を確認し合い、このような状態になった以上、グループ『TOKIO』として活動して皆様から再び信頼をいただき、応援いただくことは難しいと判断したため、ここでグループとしての活動に区切りをつけることといたしました」と説明した。

 今年3月にはKAT―TUNが解散。結成から24年、デビューから19年の歴史に幕を閉じた。メンバーの休養や脱退が続き、デビューから約半年後の06年10月に赤西が語学留学のため活動休止し、その後グループを離れた。13年には田中聖、16年には田口淳之介が脱退し、当初6人だったグループは、最後は亀梨和也と中丸雄一、上田竜也の3人となった。

 そして5月には、2020年末から活動を休止していた「嵐」が、26年5月末に活動終了することを発表。約4年半ぶりに大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人がそろって有料ファンクラブサイトの動画に登場して報告した。話し合いを重ねたが、継続的なグループ活動はできないという結論に。

それぞれが俳優やMCなど広範囲で活動し、二宮と松本は事務所も異なるという状況もあり、「活動終了」を決断した。

 16年12月にはSMAPが、21年11月にはV6が解散。旧ジャニーズ事務所を支えた人気グループが次々と幕を下ろしている。

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