米俳優のブラッド・ピットが26日、都内で主演映画「F1/エフワン」(ジョセフ・コシンスキー監督、27日公開)の舞台あいさつに登壇した。
来日2日目となったこの日は、モータースポーツファンとして知られる俳優の中尾明慶がゲストで参戦した。
中尾は映画について「直球どストレートの物語で、僕らの背中を強く押してくれる」と絶賛。ブラピは感想を気に入ったのか1万円札の“おひねり”を渡し、会場は大きな笑いに包まれた。
中尾が「挫折があった時はどう克服したのか」と質問をたたみかけると、ブラピは「人生大変なことはあるけど、それを乗り越えたときに成功や成長がある。夜があれば朝が来る」と粋な回答で沸かせた。映画を「3年間かけた愛の結晶」と表現し、最後はファンに投げキッスを振りまいていた。