27日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」が飼育しているジャイアントパンダ4頭がこの日、最後の一般公開日を迎えたことを伝えた。

 いずれも雌の良浜(らうひん=24歳)と子どもの結浜(ゆいひん=8歳)、彩浜(さいひん=6歳)、楓浜(ふうひん=4歳)の4頭は28日、中国に返還されるため、この日で見納めとなった。

 開園前から約1400人が行列を作り、1時間前倒しで開園された現地からのフィーバー映像を見届けたMCの宮根誠司氏は「ご家族で長年通ってらっしゃるって方も多いですね」とコメント。

 パンダ舎を囲んだ多くのファンの映像に「うわっ、すごい人! 今日は朝からすごい人ですね。お客様」と驚くと「白浜っていうのはガラスもなくってね。パンダに直接会えるって感じがありましたもんね」と回顧。「パンダファンの方はもちろんですが、地元の方々も大変ショックを受けてらっしゃるみたいですよね」と続けると「明日帰っちゃうんですね、いよいよね。中国に」と口に。

 「上野動物園が来年2月(に返還)? これでもう(日本にパンダは)いなくなっちゃいますよ」と続けると「日本生まれですから(中国の)水が合うのかな?と思うんですけど」と危惧。「アドベンチャーワールドって30年で計17頭のパンダを飼育してるんですよ。繁殖研究ということで。と言うことは白浜の空気とか水とか合ってんじゃないですか? パンダに」と名残惜しそうに持論を展開していた。

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