星組トップ・礼真琴、サヨナラ公演通し稽古行う「本当に星組が大好き」東京宝塚劇場で２８日から
通し稽古で熱演する礼真琴 画像（1枚）

　８月１０日付で宝塚歌劇団を退団する星組トップスター・礼真琴（れい・まこと）が２７日、東京宝塚劇場でのサヨナラ公演ミュージカル「阿修羅城の瞳」、ファンタジック・タペストリー「エスペラント！」（２８日～８月１０日）の通し稽古を行った。

　「阿修羅城の瞳」は、劇団☆新感線の代表作の一つ。

人と鬼との壮絶な恋物語を、いのうえ歌舞伎と呼ばれるケレン味あふれるダイナミックな演出で描き上げる。鬼をはらうため幕府が組織した“鬼御門”の腕利きとして“鬼殺し”と称された病葉出門（わくらばいずも）を演じる礼。「私事ですが、この公演が宝塚人生最後の公演となります。悔いがないように星組の大好きな仲間たちと８月１０日まで駆け抜けられるように頑張ります」と言葉に力を込めた。

　すでに兵庫・宝塚大劇場でのサヨナラショーを終えているが、「宝塚大劇場では卒業したという実感が全くなく…千秋楽の一日は本当に大変な一日だったのですが、『すごいイベントの一日を終えた』という感覚で千秋楽を終えてしまったので、よりかみしめなきゃなという思いで東京に参りました」と話した。

　ショー「エスペラント！」については「今回のレビューはすごくたくさんのメンバーで出ている場面が多いので、いつも以上に仲間たちを舞台上でみる瞬間が多い。そのときに仲間たちの笑顔を見ると本当に星組が大好きだなと毎回思います」と思いをかみしめた。

編集部おすすめ