歌手の新浜レオンが、俳優・横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(日曜・午後8時)で大河ドラマデビューすることが28日、発表された。昨年のNHK紅白歌合戦初出場に続き、大きなチャンスを射止めた。
新浜が演じるのは江戸浄瑠璃の流派のひとつ、富本節の全盛期を支えた富本斎宮太夫。富本豊前太夫の後見で実力派の太夫で、江戸で米不足が深刻化し、打ちこわしが相次ぐ中、蔦重(横浜流星)とともに、ある策を講じるが…という役どころ。「この度は、小さい頃から憧れていた大河ドラマに出演させていただけること、本当に夢のようで大変光栄です。今回の富本斎宮太夫役は、歌(語り)の力で、ある事件を落ち着かせるということで、日頃から歌手として活動している言葉、メッセージと重なるところもあり、江戸時代の背景、歴史を勉強しながら、今できる100%の歌でドラマを盛り上げられるように全力で挑戦します!」と意気込んでいる。