俳優の賀来賢人が29日、都内で「映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」(橋本唱和監督、8月8日公開)の完成披露試写会に登壇した。
賀来は世界でトップクラスの大富豪・ウルフ役を務める。
完成した作品を見ての感想は「ずっとしんちゃんの映画を見て育ってきた僕としては、同じ画面でお芝居していて泣きそうになりました。一人のファンとして楽しみました」と満足した様子だった。
タイトルにちなみ、最近灼熱(しゃくねつ)な物を聞かれ「エアコンが壊れたこと」と話した。「もう解決したんですけど、この灼熱の時期に4日くらい…扇風機とかを使って何とか耐え抜きました」と衝撃のエピソードに、共演者も驚きを隠せなかった。
そんな賀来は、子育てに夢中。子どもがしんちゃんのように思う時があるという。「男の子の想像力や突拍子もないことを言う瞬間に『しんちゃん?』と思います。それがほほ笑ましくもあり、大変な時もありますね」と子どもとしんちゃんの姿を重ねた。
シリーズ32作目となる今作はインドが舞台。邪悪な力に導かれ、暴君(ぼーくん)となったぼーちゃんをしんのすけたち「カスカベ防衛隊」が阻止する物語となっている。