◆明治安田J1リーグ▽第22節 東京V1―0川崎(29日・味の素スタジアム)
東京Vがホームで川崎と対戦し、1―0で勝利した。
立ち上がりに決定機を作ったのは川崎。
東京Vはロングボールを蹴る場面と、ショートパスでつなぐ場面を使い分けながら、川崎に対抗する。
前半13分に、森田の右CKを谷口が頭で捉えるも枠を捉えられなかったが、前半32分に森田の右CKを谷口がニアですらし、後方のMF深沢が滑り込みながら右足シュートを押し込んだ。3本連続で奪ったCKから、深沢のJ1初ゴールで先制点を奪った。
川崎は前半終了間際に右からのクロスを神田が頭で合わせるも、東京VのGKマテウスが好セーブを披露。前半は東京Vがリードして折り返した。
川崎は後半開始から、MF山本、FW山田を投入して反撃に出る。後半5分には伊藤がゴール前で右足シュートを放つも、GKマテウスが正面でセーブ。
すると直後に東京Vの新井がロングボールに抜け出してシュート。相手DFのブロックに合うが、スピードを生かした攻撃を見せた。
川崎は山田を中心に圧力をかけて攻め込むも、DF綱島、谷口を中心に東京Vの守備陣が粘り強くゴールを死守し、1―0でシャットアウト。クラブにとって2000年以来、25年ぶりの川崎戦勝利となった。