【北九州記念】２連勝でオープン入りの“二刀流“ヤマニンアルリフラ　斉藤崇調教師「重賞に入っても見劣りしない」
ヤマニンアルリフラ 画像（1枚）

◆第６０回北九州記念・Ｇ３（７月６日、小倉競馬場・芝１２００メートル）

　２連勝中のヤマニンアルリフラ（牡４歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父イスラボニータ）が、オープン入り初戦で重賞初制覇を狙う。２勝クラスをダート、３勝クラスを芝で勝った“二刀流”。

未勝利戦は勝ちきれない競馬が続いていたが、昨年１２月に未勝利の身で２勝クラスに格上挑戦し、見事勝利。馬体が成長すると同時に結果が出始め、近走は４戦３勝と充実著しい。ダートをこなすパワーと芝で先行できるスピードを兼ね備え、重賞初挑戦でも侮れない。

　６月２５日の坂路での１週前追い切りは、ララアヴリル（３歳未勝利）を３馬身半追走し、５４秒１―１１秒５で頭差先着。力の要る馬場だったが、鋭い伸び脚で駆け上がった。斉藤崇調教師は「（動きは）良かったですよ。スタートが良く、ある程度のポジションで運べる。重賞に入っても見劣りしないと思います」と素質を評価。勢いそのままに、初タイトルをつかむ。

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