◆米大リーグ マリナーズ―ロイヤルズ(30日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)
マリナーズのカル・ローリー捕手が、6月30日(日本時間7月1日)、本拠のロイヤルズ戦に「3番・捕手」で先発出場し、7試合ぶりの33号本塁打を放った。これでジャッジ(ヤンキース)に3本差、ナ・リーグトップの大谷翔平(ドジャース)にも4本差をつけた。
1-1の5回無死満塁で勝ち越し右犠飛を放っていたローリー。5―1で迎えた7回先頭で左腕リンチと対戦。フルカウントからのチェンジアップを捉えると、外角低めへのナックルカーブにバットを届かせると、右中間スタンドへ運ぶソロ弾を放った。打球速度103・1マイル(約165・9キロ)、打球角度31度、飛距離393フィート(約119・8メートル)の当たりだった。
ローリーは6月20日から23日まで4試合連続5本塁打を量産し捕手として1970年レッズのジョニー・ベンチのオールスター戦前の最多本塁打28本を大幅に塗り替え、スイッチヒッターとしても球宴前の最多アーチを更新。しかし24日以降6試合続けて不発に終わっていた。
2打点を上積みして71打点とし、メジャートップで並んでいた鈴木誠也(カブス)に2差を付け単独トップとした。